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過去の展覧会

 企画展示 「エコ&アート」 展出品作家・作品紹介

第1章 「館林・・・群馬-地球を歩く」 

篠原誠司(1965~ )

篠原は、詩人の吉増剛造との出会いをきっかけに、歩行という行為をもとにした写真制作を行っています。本展では、当館近隣の多々良沼の写真と渡良瀬遊水池で撮られた新作が出品されました。また、撮影時、作家と共に歩いた群馬在住の民俗研究家、川島健二が篠原の作品をもとに、地域論を寄稿しました。

《谷中の葦・考える葦》 2009年   
インクジェットプリント   


石川直樹(1977~ )

世界最年少で7大陸最高峰登頂を達成という記録をもつ石川は、世界中を旅し、出会った世界を写真に収めています。本展では、ニュージーランドの原生林で撮られた「THE VOID」シリーズ(2005年)と、新作が出品されました。石川が「見習いたい」と述べる、群馬の赤城山に生まれ、息子をオリンピックのメダリスト・スキープレーヤに育てた猪谷六合雄(いがやくにお 1890-1986)の自然と共に生きた人生が、石川の写真と遺品のインスタレーションによって照らし出されました。

展示風景   
撮影:木奥恵三   


平田五郎(1965~ )

平田は、パラフィンワックスを使った空間インスタレーションや、自然のなかに身を置き、現地の素材で作品を制作するフィールド・ワークを行ってきました。本展では、自作のカヤックでアラスカ南東を旅し、現地に伝わるワタリガラスの神話を辿ったフィールド・ワークにより作られた、写真と本の作品を展示しました。

展示風景   
撮影:木奥恵三   


リチャード・ロング(1945~ )

「歩行」に人間の営みを象徴させ、大地に「歩行」の軌跡を残すことを活動としているイギリスの作家、リチャード・ロング。本展では、サハラ砂漠の歩行により生まれた作品を展示しました。

出品作品 : 《二つのサハラ作品》1988年 テキスト:シルクスクリーン・紙、
               写真:グラノリトグラフ・紙   群馬県立館林美術館蔵



リチャード・ミズラック(1949~ )

1970年代初めから活躍しているアメリカの写真家リチャード・ミズラックは、アメリカ西部の砂漠を舞台とした写真シリーズに取り組んでいます。本展では、かつて核実験による放射線の被害のあったネヴァダ砂漠で、動物の死体をとらえたシリーズより出品しました。

出品作品 : 《動物の死体》1987-88年 発色現像方式印画
               ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート蔵 


第2章 「地球の時空間」


ロバート・スミッソン(1938~1973 )

1960年代末から70年代にかけて欧米を中心に、自然を舞台とした活動「アースワーク」が盛んとなります。その代表的な作家のスミッソンは、アメリカのグレート・ソルトレークに石と土を使った渦巻状のインスタレーションを制作しました。本展では、その映像作品を上映しました。

出品作品 : 《スパイラル・ジェッティ》 1970年 映像 Electronic Arts Intermix(EAI), New York.



ニルス=ウド(1937~ )

木の枝や植物などを用いて自然のなかで造形し、写真におさめ作品としているドイツの作家。本展では、北海のクックスハーフェンでトウヒの枝などを使ったインスタレーションが、潮が満ちるに従い姿を消していく様をとらえた写真作品を展示しました。

《水の家/トウヒの幹、白樺の枝、柳の小枝、芝の植栽》   
展示風景   
1982年  ゼラチン・シルバー・プリント(全8点)   
群馬県立館林美術館蔵   
撮影:木奥恵三   


高谷史郎(1963~ )

高谷史郎は、美術、ダンス、映像などジャンルを横断する先鋭的な表現で知られるタムタイプ(1984年結成)で映像を担当し、近年は坂本龍一とのコラボレーション《LIFE》(2007年)などでも注目されています。本展では、南極ドームふじで掘削された2503mの氷床を撮影した写真や、雪氷学者の中谷宇吉郎(1900-62)の研究した雪の結晶などをモチーフとする映像インスタレーションを展示しました。

奥より 《Ice Core Installation》 2005年、《chrono》 2006年、  
《Camera Lucida/Snow Crystal》 2005年   
映像インスタレーション   
撮影:木奥恵三   


野村仁(1945~ )

野村仁は、重力、時間、宇宙といったテーマを視覚化する作品を制作している作家です。本展では、五本の線が入っているフィルムで、5年かけて毎年決まった1ヶ月間、月を写し、それを楽譜に見立てた作品「ムーン・スコア」シリーズを展示しました。
出品作品 : 《’moon’ score : 真空からの発生》 1980-84年 写真、楽譜、CD
               姫路市立美術館蔵



ヨーゼフ・ボイス(1921~1986)

1970年代終わりに「緑の党」の創設に関わり、カッセルのドクメンタでは、7000本の樫の木を植えるプロジェクトを行うなど、政治、経済を含めた視野から、人間の自由と創造の営みのための「エコロジー」を訴えたボイスの活動を、ポスターや写真で紹介しました。
出品作品 :《芸術=資本》 1979年  栃木県立美術館蔵
               《選挙では緑の党を》1979年 シルクスクリーン 清里現代美術館蔵 ほか



バックミンスター・フラー(1895~1983)

新しいテクノロジーが急速に発展した20世紀に、建物や車などの構造において「最小限で最大限のエネルギーを引き出す」デザインを生み出したバックミンスター・フラーは、広い視野でエコロジーを考えた科学者・芸術家の先駆と言われます。本展では、フラーが1978年にアメリカのザ・ノース・フェイス社のために考案し、世界で初めてつくられることになった、最小の面積で最大の容積と強度を持つドーム型テントを、同社の40周年特別モデルによって紹介しました。


第3章 「未来の地球へ」


國府理(1970~ )

自動車の排気ガスをバルーンに貯蔵するプロジェクト、帆で進む風力自動車など、メカへの夢やあこがれと自然環境への意識を融合させるような作品を制作しています。本展では樹木の生きる環境としてのバイオスフィアの新作インスタレーションに挑みました。

《typical biosphere》 展示風景 2009年   
鉄、ポリカーボネート板、土、樹木、芝生ほか   


三分一博志(1965~ )

「建築を通して地球のディテールを考えることに関心がある」と言う建築家、三分一博志(さんぶいち・ひろし)は、2008年、瀬戸内海の犬島にて、100年前の銅の精錬所跡を自然エネルギーを利用しながら再生させる、建築プロジェクトを設計しました。本展では、このプロジェクトを映像でご紹介しました。

《犬島アートプロジェクト「精錬所」》   
2009年 映像   


サウンドバム(1999より活動)

サウンドバムは、Sound Bum=音の旅(放浪する人)を意味する造語で、4人のメンバーからなるグループです。1999年から世界の各地を旅して自然の音や人々の暮らしの音を録音しています。本展では、《世界の音を聴こう!》のインスタレーションに加え、サウンドバム代表の川崎義博が展示室の外でも、当館の空間に合わせたサウンド・インスタレーションを行いました。

サウンドバム 《世界の音を聴こう!》
 2009年群馬県立館林美術での展示風景
 制作協力:日本科学未来館


日比野克彦(1958~ )

イラストデザインや段ボールを素材とした造形で知られる日比野克彦は、近年、人と人を結ぶワークショップ活動や、遠く離れた地域どうしをも結びつける「朝顔プロジェクト」などを精力的に行っています。本展では、会期前にワークショップ「DNA PLAIN」を行いました。《DNA PLAIN》は会期中、来館者の制作参加によって一つの作品として完成します。展示室に敷き詰められたダンボールに緑色のチップを貼り、館林の大地のイメージを作りました。

日比野克彦  展示風景
《DNA PLAIN》 2009年 段ボール、紙
/《POSITION》 2009年 テント/
《DNA RIVER》 2006年 段ボール、紙

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