開催終了 企画展

館林でみる群馬近美名品展

特別展示 館林でみる 群馬県立近代美術館名品展

2006年12月9日(土) ~ 2007年4月1日(日)

群馬県立近代美術館の改修工事による一時休館にともない、同館のコレクション作品を紹介する特別展示を行った。
近代美術館では1974年の開館以来、30年以上にわたり作品収集を行っており、本展では、1,700点にのぼるコレクションより約270点の作品を、5つのセクションに分けて紹介した。
「I.西洋の近代美術」では、ルノワール、モネ、ピカソなどの油彩画、ゴヤ、ルドン、ムンクなどの版画、「II.日本の近代美術」では、岸田劉生、佐伯祐三、安井曾太郎など日本近代の洋画および湯浅一郎、山口薫、福沢一郎、鶴岡政男ら、群馬ゆかりの画家の代表作、「III.墨絵の世界」では、国指定重要文化財の伝蛇足《山水図》や尾形光琳ら、戸方庵井上コレクションを中心とした水墨画、「IV.染織-伝統の技と美-」では、志村ふくみ、北村武資ら、人間国宝の染めと織り、「V.ファイバー・ワーク」では、小林正和、礒辺晴美ら、現代の繊維の造形を紹介した。また本展にあわせて「展覧会を楽しむガイド」を作成した。
ガイドでは、館林美術館学芸員が1人1点を紹介する「キュレーターズ・アイ」、本展ができるまでの「展覧会の裏方」、1974年から現在までの「群馬県の美術館とコレクションの歴史」、館長コラム「美術館とコレクション」を掲載し、展覧会と美術館の収集活動について理解を深めてもらう資料として来館者に配付した。

会期
2006年12月9日(土)~2007年4月1日(日)
観覧料
一般200円(160円)、大高生100円(80円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主催
群馬県立館林美術館

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